■新聞紙に隠された秘密とは!?

こんにちは。

黒川です。




先日、出版業界の知人と銀座の寿司屋にいったあと、

近くのバーにいった。


20席ほどの小さなそのバーには

マスコミ関係のお客さんが多いらしく、

僕たちが入ったときも

某大手新聞社の編集者が数人きていた。



その中のひとり、O氏と僕の知人がたまたま顔見しりだったので、

その人をまじえて3人で飲むことになった。




僕たちが最近のマスコミ業界の事情について情報交換をしていると、

O氏と知り合いの大手製紙会社の営業マンM氏が店に入ってきたので

M氏も交えて4人で飲むことになった。



京都出身の超低姿勢なM氏はのっけから

「不況ですねー。エリートのみなさま、私を助けてくださいよー」

といかにも営業マンのトークを炸裂させていたのだけれど、

「紙」についての話はさすがにプロなのでなかなか面白かった。



とくに「新聞紙」の話は僕たちはもちろん、

新聞社のO氏でさえ知らないことだった。



「新聞一紙の中に、何種類くらいの紙が使われているか知ってはりますか?」


僕たちは、その質問に驚いた。

新聞の紙って、1種類じゃないの!?


「だいたい4〜5種類くらいの紙が使われているんですよ。 

 ページによって紙が違うので、今度じっくり見てください。
 
 しかも、紙ごとに製紙会社が違うんです」


まさに目からウロコだった。

詳しく聞いてみるとこうだった。



日本の製紙会社は、M氏の会社ともうひとつの大手会社の2社で

国内の用紙シェアの6割を占めている。

ただ、新聞社は、マスコミの「中立性」という立場からすると、

自社の新聞紙をどこか1社の独占にすることは避けたい。



また、カラーページとモノクロページの用紙を換える必要があったり、

数社に競わせて単価を下げたいという新聞社の思惑も重なり、

紙は4〜5種類、異なる企業のものをわざわざ使用しているらしい。



夜中に帰った僕は早速、

新聞紙をよく見てみた。

4〜5種類あるのはちょっとわからなかったけれど、

3種類くらいまではすぐにわかった。

よくよく見ると、紙の色も全然違っていたりする。



僕は一体、何年もの間、新聞を読んできたのだろう。

今まで、まったく気付かなかったし、

M氏と飲まなければ一生知らなかったかもしれない。

世の中は本当に知らないことだらけだ。



「へー、そんなんだー」と

関心して話を聞いていた新聞社のO氏に

M氏が言った。




「あなたは知っていると思っていました…」




たしかに…。




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2009/11/24(火) | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)

■事業仕分けと蓮舫議員とマスコミの目

こんにちは。

黒川です。




ここのところ民主党の「事業仕分け」の様子が

マスコミで盛んに取り上げられている。

官僚に対する蓮舫議員の鋭い突っ込みが

テレビにさいさん映し出される。



彼女がクラリオンガールとしてデビューしたころ、

日テレの『スーパージョッキー』で

水着で熱湯風呂に入っていたのが懐かしい…。


あれから何年経つのだろう…。

歳月は人を大きく変えるのだと、あらためて思う。



僕は個人的には彼女のことはあまり好きではないけれど、

物凄い努力と

周囲の人たちに対する礼儀や配慮を積み重ねた結果、

彼女は今のポジションにいるのだとも想像できる。



そして、そういう礼儀や配慮は、おそらく芸能界時代に培ったのだろう。

あれだけ強い口調で相手を攻撃する姿勢やちょっとお高くとまった感じは

テレビの多くの視聴者を不快にする一方、

単にそれだけでは応援してくれる人がいなくなってしまう。



じつは周囲に対する配慮がきちんとしているからこそ

テレビでは見えない彼女の「応援者」たちが数多くいるのだろう。

その点は立派だと思う。


◇蓮舫ブログ
http://www.renho.jp/nikki/new.html







さて、事業仕分け。



賛否両論あるものの、総論としては国民の多くが支持している。


ただ、ここにきてスーパーコンピュータやロケット開発などの

「技術立国ニッポン」を示すための事業が

凍結されたことに対して批判が出ている。

元・宇宙飛行士の毛利守さんが出てきて

「技術開発は経済と結びつけて考えるべきではない!」と力説すると

視聴者も「確かに、そうだな…」と思い始める。



また、今回の仕分けによって予算がつかなくなる

町の公共施設を利用する一般のおばちゃんたちが

「ここがなくなったら困るわ…」

とインタビューに答えている様子も

テレビで流れてくる。



こういう「現場」の声を聞くことで、

当初は仕分けに賛成していた僕たちも

「仕分けにもいろいろ問題があるな…」と考え始める。



国民がこう考え始めると

テレビはさらに「問題点」をえぐり始める。

そして、やがて事業仕分け自体に反対の流れが出来始めるかもしれない。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091121-00000229-mailo-l43




じつは、このループはとても大きな危険をはらんでいる。




それは、どの「目」を使ってものごとを見ているか、

ということに起因する。




目の前で起きていることを、俯瞰(ふかん)して確認し

総体的にチェックする目が「鳥の目」。いわばマクロ視点。



一方、目の前の現象に踏み込んでいって

ディテールを確認する目が「虫の目」。いわばミクロ視点。



事業仕分けで言えば、これ自体が国にとって

どんな意味があるのか、将来に向けてどんな価値があるのか

といった視点が「鳥の目」。

毛利さんの発言や公共施設がなくなることで

困るおばちゃんたちの悲哀が「虫の目」。




事業仕分けに限らず、世の中で議論が起こるときは、

「鳥の目vs虫の目」であることが多い。




八ッ場ダムのときも同じで

「ダム事業は国にとって無駄」という鳥の目と

「今さら中止なんて、村民が振り回されて可哀そう」という虫の目の

両方の視点が交差して、視聴者の判断を難しくしていく。





じつは、マスコミは「虫の目」を得意としている。




多くの人に情報を発信する

「マス・コミュニケーション」というくらいだから

一見、鳥の目でニュースを伝えるように錯覚しがちだけれど、

これでは残念ながら数字や売上がとれない。



日本の行く末を語るより

「ダム建設が中止になって、泣いているおばあちゃん」

「近所の騒音に怒っている主婦」

「倒産しそうな中小企業の社長」

といった具体例を出すことで、

視聴者は身近に引き寄せて考えやすくなる。



ワイドショーが徹底的に「虫の目」の内容を放送するのは、

その時間帯からして、これを観る視聴者に女性が多いためだ。

テレビマンたちののリサーチでは、

女性には「虫の目」タイプが多い、ということだろう。




しかし、鳥の目と虫の目は本来少し切り離して議論すべきものなので

ごちゃごちゃにすると「向かうべき未来」が見えなくなることがある。



経営者と従業員がうまくいかない理由も

この視点の違いによるケースが多い。





大抵の人は、どちらかの目に偏っている。




僕は昔、典型的な「鳥の目」タイプだった。


ものごとを俯瞰してみる力がある反面、

周囲の人に対する細かな気配りにかけていた。

会社の状況や部署を俯瞰してみる力がある反面、

後輩たちの精神状態を感じ取れていなかったり、

会議室の花が枯れているのに気付かないでいた。


これによって痛い思いを何度もした。

そこで、意識して虫の目をきたえた。


どちらの視点がいいとか、悪いとかいう問題ではない。






成功したいなら、どちらの視点も必要だ。






目の前の現象に対して

鳥の目で見て賛成なら、それを相手にきちっと伝えたうえで

「さらに、細部をこう修正するともっといいと思うよ!」と

虫の目の視点を伝える。



鳥の目で見て賛成なのに、それを伝えずに

虫の目で見て「ここが反対」とだけ伝えると

すべてに反対しているように受け取られてしまう。



大切なのは両方の視点をバランスよく持つ、ということだ。

これによって、ものごとを見極める力がつくし、

ビジネスの成功にもつながっていく。





さて、あなたに足りない目は

鳥か、虫か?




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2009/11/22(日) | ビジネス | トラックバック(0) | コメント(0)

■あなたの会社に市橋達也容疑者がいたら…

こんにちは。

黒川です。



リンゼイさん殺害容疑の

市橋達也が逮捕されて数日が経った。



さまざまな通報があり

結果的には市民が逮捕したような結末になったが、

その通報者の中で市橋容疑者が1年2カ月もの間

住み込みで勤めていた建設会社が物議をかもしている。



通報したこの会社は、取引先から

「社員の身元も調べない会社とは取引できない」

という理由で取引を次々に解除されているようだ。


 *以下は共同通信の記事。
 ⇒http://tinyurl.com/yck2782



この「取引停止」に対する世論の反応はさまざまだが

大勢を占めているのは、



「きちんと通報したのに血も涙もない」

「理不尽だ」


といった、取引先に対する批判的な意見だ。




確かに、通報した建設会社からすれば

即刻取引を停止されるのは大きなダメージだろう。


では、もしもあなたがこの建設会社と取引をしていたら

どのような対応をとるだろう?



もしも僕がこの会社と取引をしていたとしたら…










間違いなく、すぐに取引を停止する。









問題は、面接官や会社が採用時に「身元確認」を

怠ったからではない。


日雇いが多い建設現場では、身元確認を完璧に行うケースは

そもそも少ないだろうし、

多少なりとも整形手術をしていたのだとしたら

採用時に気付かないこともあるだろう。



問題は、彼が住み込みで働いていたにもかかわらず

1年2カ月もの間、

誰も「彼は怪しい!」と手を上げなかったことだ。


この会社の経営者や社員は

それだけ自分の会社の同僚たちに関心が低い、ということになる。




自分の部下や後輩、同僚たちが

どのような精神状態で仕事をしていて

何を課題にしているのか、

それに対して自分はどんな助け舟が出せるのか、

といったことをつねに意識しながら仕事をするのが

チームプレイの絶対条件だ。



チームの一員として周囲の人に気を配る社員が集まっていれば、

あれだけ全国放送で指名手配をされている人間を

見抜けないはずがない。


つまり、部下たちの動向に目を向けていない経営者、

周囲に関心のない社員が集まっているからこそ

「見抜く」ことができないのだ。



僕は、この会社がいい仕事ができるとは思えない。


だから、取引を停止する。


しごく当たり前のことだと思う。





いい会社には「気付く」社員がたくさんいる。



会社の経営状態はどうなのか…

同期の彼が最近元気がないのはなぜだろう…

床にゴミが落ちている…

ホームページの更新頻度が少ない…



こういうひとつひとつを気にして、

自分で手をうっていく社員が多ければ多いほど

会社は前進していく。

問題を決して放置しない組織。

それが、いい会社の絶対条件だ。




あなたの会社に市橋達也がいたとしたら、

あなたはいつ気付くだろうか?




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2009/11/14(土) | ビジネス | トラックバック(0) | コメント(0)

■社長が穏やかでいられる条件とは?

こんにちは。

黒川です。



今から1カ月ほど前、出版プロデュースの仕事で

ある会社の経営者に会いにいった。



東京の銀座で数社を経営しているその人物に、

僕は本を書かないかどうか相談をしにいったのだ。

彼は「凄腕の経営者」として評判の人物だったので

僕は会うのをとても楽しみにしていた。




約束の時間より10分ほど前に着いた僕は、

何の気なしに受付近くにあったトイレに入った。



そして、いきなり感動することになる。




トイレがね、ものすごくキレイだったの。




洗面台はピカピカで鏡には一点の曇りもない。

隅から隅まで高級ホテルのトイレのような美しさだった。



僕はその経営者に会うなり、

「今、トイレをお借りしたのですが

 本当にキレイですね!」

と伝えた。



彼はそれを聞くと、満足そうな顔で

「ええ、毎朝うちの社員が交代制で掃除をすることになっています。

 あのトイレの清掃状況は、

 いわばわが社のバロメーターのようなものなんですよ」

と語った。



やっぱり、清掃員の仕事じゃなく

社員の仕事だった。

普通、雇われた清掃員はあそこまでキレイにはしない。




トイレがバロメーターとはどういうことか?



つまり、社員が自分たちの職場をどれだけ大切にしているのか、

「お客さんに見られている」という意識をつねに持っているのか、

ということが「トイレの状態」にあらわれるということ。



「トイレが汚い会社の株は買うな!」



という格言があるけれど、

本当にその通りだ。





ちょうど50歳になったその経営者は

とても穏やかな人物だった。



打ち合わせの間、つねにニコニコしていたし

言葉づかいも高圧的な部分がいっさいない。

ひとまわり年齢が下の僕に対しても

とても礼儀正しく接してきた。



僕のプランを終始にこやかに聞いていた彼は

「面白そうですね。こんな僕でよければご指導ください」

とひとこと言った。



吸い込まれるような優しい表情だった。




その後、僕はこの会社の管理職の人たちとも

接するようになる。




そして、「なるほど」と思った。




この管理職たちは、みな一様に「優しさ」と「厳しさ」を

両方兼ね備えている人物たちだ。



部下に対してきちんと「うるさいこと」を言える人たちだし、

社外のお客さんに対しての気遣いも半端ではない。



僕が打ち合わせのために職場に入っていくと

多くの社員が「こんにちは!」とはっきり挨拶をしてくる。

山登りのとき、すれ違う人には必ず挨拶するルールがあるでしょ。

あんな感じ。





トイレがキレイだとか、挨拶ができるとか

何だか当たり前のことばかりじゃない?

とあなたは思われるかもしれない。



でも、これこそ会社が発展していくための大きな大きな要素だ。



想像してみてほしい。

社員が整理、整頓、掃除に対して無頓着な会社を。



僕もこういう会社の社員たちと何度も仕事をしてきているが、

この手の会社の人はたいてい意識が低い。



時間にルーズで打ち合わせには遅れてくるし

(それも2分とか3分の遅刻だ)、

会社の接客室からも社内が汚れているのがわかる。



クリップが落ちていたり、段ボールが置いてあったり…。

それがお客さんにどう見えるのかに意識がまったくいかない。




そして、こういう会社の社長はたいてい小うるさいのだ。

(この状態で社長がうるさくなかったら、さらに末期だけど…)


では、なぜうるさくなるのか?



本来、経営者というのは小うるさいものなのだ。



少なくとも、会社の中で最も意識が高い人物なわけだから

社内が汚れていれば真っ先に気になるし、

会議室の時計がくるっていれば真っ先に直そうとする。



「○○君、会議の5分前には会議室の席についているのが当たり前だぞ」

「○○さん、観葉植物が枯れていたら、きみが一番に気づいて取り換えなきゃ」



ガミガミガミガミ…



社員からすると「うちの社長は細かくてね」となる。


しかし、この社員たちは社長の本当の意図がわかっていない。





では、なぜ僕が会いにいったあの経営者は

いつも穏やかなのか。



それは部下に対して「嫌われ役」をきちっとする

優秀な管理職たちがいるからだ。

彼らがきめ細かい指導をすることで

社内をキレイに保ち、お客さんを大切にし、

そして結果を出す社員たちが育成されていく。



お客さんが訪問すればみんなが元気よく

「こんにちは!」と挨拶するようになるのだ。



あの経営者が穏やかでいられるのは

自分が気になる前に社員の手が動いているからだ。

彼だって、社長になった当初から穏やかだったはずがない。



ある管理職の人物が僕にこう言っていた。


「うちの社長、昔は本当に怖かったんですよ…」




経営者は単に年齢を重ねたことで温和になるのではない。

意識の高い社員たちを育成したことで

心が穏やかになるのだ。




会社の清掃状態や時間にルーズな状況を

放置したままにしていると、

それはやがてあなたの仕事そのものをむしばんでいく。



部下を持つ人は、愛情を背負って「嫌われ役」をやろう。

上司に小言を言われた人は、その真意を考えてみよう。



大切なのは自分を変えることだ。



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2009/10/10(土) | ビジネス | トラックバック(0) | コメント(0)

■「八ツ場ダム」報道をみて思うこと

こんにちは。

黒川です。



最近、八ツ場ダムの話題が

さまざまなニュースやワイドショーで取り上げられている。

政権交代によってもたらされたこの問題は

国民にとっても大きな関心事だろう。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090924-00000005-jct-soci

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090924-00000078-mailo-l10




報道するとき、決まって出てくるのが

地元住民の声だ。



「57年間、私たちは翻弄され続けてきた…」

「こんな形で中止にされてしまっては、

この地で死んでいった人に申し訳がない…」



これらの言葉は、僕たち視聴者の心にグサッと突き刺さる。

住民の方々の苦労は、当事者ではない限り

はかることができない重い重いものだろう。






そして、マスコミの論調が変わる。





過去、「ダム=無駄」と一元的に論じてきたマスコミも、

「ダムには無駄が多い。でも、住民のことも考えるべき」

といった、どっちなんだかわからないコメントや記事が

目立つようになってきた。



「政府がマニフェスト通りにできるか国民も監視していこう!」

といったプロパガンダをあれだけ掲げてきたマスコミが、


「マニフェストに書かれているからって、絶対ではない。

見直すべきは見直そう」


と書き始める。



八ツ場ダムの問題は、確かに国民も迷っているのだと思う。

どうしたらいいんだろう?と。

世論調査でも中止派と再開派が拮抗している。



そして何より報道する側のマスコミも迷っているのだ。

だから、はっきりした意見を言わず

「住民の方の意見を聞くべき」

という誰からも攻撃されないコメントを繰り返すことになる。





そう、問題は「誰からも攻撃されないようにする」ことだ。





これはさまざまな局面で僕たちの前に立ちはだかる。



国家レベルの問題であれば

例えば「北方領土問題」や「北朝鮮問題」。


北方領土については、日本のスタンスはあくまで

「4島一括返還」だ。


ただし…、


交渉には相手がいる。

そして相手の意見やニーズを満たさなければ

交渉は決して成立しない。

ロシアが「4島一括返還」に合意するはずがない。

そんなことをしたらロシアの首脳は国内で袋叩きに合うだろう。



それが分かっていて、今まで日本政府はなぜ

「4島一括返還」にこだわってきたのか。

それは、こう言っておけば





後ろ(国民)から矢は飛んでこないからだ。






つまり、誰からも攻撃されない。



問題は解決しないけれど、国内で責められることがない。




一方、「現実的に考えて、2島返還に切り替えるべきだ」と

言った瞬間に「けしからん!」となる。

少なくとも街宣車が離れなくなるだろう。




北朝鮮問題も同じ。

拉致された人の「即時全員解放」は確かにその通りなんだけれど

相手は応じないのは目に見えている。

でも、こう言っておけば誰からも責められない。



今まで、この「誰からも責められない」というのは

政府の得意パターンだった。

しかし、八ツ場ダムの問題では、

マスコミがこれを見事に受け継いでいる(苦笑)。


むしろ政府が、結果的にではあるけれど

問題の核心に触れようとしているのだと思う。





「誰からも責められないスタンス」は

確かにとても無難だ。


僕たちもさまざまな状況で

このスタンスをとってしまうことがある。




しかし、大抵の場合、このスタンスでは

何も解決しないし、生み出せない。




問題を解決することより、

自分が責められないことを優先してしまうのだから

前進させる案が出てくるはずがない。


それはちょうど八ツ場ダム問題を論じる際の

代案を持たないマスコミと同じだ。




ビジネスを展開する僕たちにとって、問題が起きたとき

自分の中に「誰からも責められないスタンス」が顔を出したら要注意だ。


問題に直面したら、みんなから好かれる案を考えるのではなく、

信念に基づいて「具体的」な解決策を考えよう。


それが物ごとを前進させる唯一の方法だ。



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■編集後記
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今、『プリズンブレイク』のファイナルシーズンと

『24』のシーズン7と

『ロスト』のシーズン5を並行して観ている(汗)。


それにしてもアメリカのドラマには「拷問シーン」が多い。

視聴者に緊張感を与えるための

手っとり早い手段なんだと思うけれど

ちょっと多すぎるな…。

もうちょい別のテクニックで緊張させてほしいと思う今日このごろです。


それではこのへんで。

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2009/09/25(金) | ビジネス | トラックバック(0) | コメント(1)

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